2012年7月12日木曜日

田植え完了 ~お寺~


 7月12日やっとの事
約三週間かけやっとの事、田植えも終了。今年初めての田への入水とあいなりまして
ここで、乾田田植えを完了し^湿田へと変貌の時。
何とか梅雨のシーズン中に終了。待ちに待ったお米本来の本能が目を覚ます時。
学生から社会人への旅立ちの時。後は稲一本、一本の個性で生き抜くことを見守る時期へと移行し。一気に、緑濃く、そして、分けつも促進され
冬枯れの田から、青々とした、夏の水田へと衣替えを
果たすのです。 三週間は畑状態で、畑に一本一本苗を移植していった結果の喜び。

思えば長い道のり・・・田植えの日々。毎年感じるのです。この感動。田に水を導き入れられる有りがたさ・・・(例年、ため池に水が十分量たまっていなければ稲作は危うくなる事をおもうと不安・・・今年はっきりした梅雨で安堵)さながら船の進水式。そんな感じ。でも今年は水が入って来ないことを心配するのでなく、畔のもぐら穴から水漏れしないかを心配するのでした・・・
そのための畔塗です・・と、川口由一さん他、指導の方から教わりました ね・・・
その作業も同時に行います。
まずは畔を適度な厚みで、削り落として行き。その土を、水の中で練り、その土を、少しずつ重積み上げてくことが、畔塗りと申すらしいです。
冬草のマットに抱かれての旅立ち・・
田のほぼ全景
冬場を中心にモグラの穴が縦横無心に張り巡らされる事で・・・ 
畔塗について 《一言》  言葉に囚われるという事
:実践二・三年目までは、まさに、畔を崩し、練り、塗つけていて(左官やさんが壁土を塗るように)していたのですが、入水後、何度となくモグラさんに貫通工事をされ、いっこうに満足な水田が出来なかったのですが。昨年は時間が取れなかったことで・・発明の母・・的に、塗るのではなく積み上げてゆく感じで、計三回に分けて積み上げてゆきました。左官屋さんでなく、コンクリート工事を見習い・・ makotoが依然その様な(コンクリート打設)の経験があったもので自然とこの方式に落ち着き断然作業効率も上がり、メンテの手間も減り ニコニコ顔の私。後、湿った土までは貫通させない様で常に水は一定水位保持しておく事ですね。 ほんと、コンクリートのでなく土を打設してゆく感覚。うまく表現できず申し訳ないのですが・・・・


入水と同時に、畔の改修(畔塗)作業が待っている
熱い最中、旅立ち最後の汗仕事。
すべて鍬一本で仕上げてゆきます。

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