2012年10月31日水曜日

収穫・ニラ韮

今年、何度目の収穫か?

今日も、有りがたく韮を食卓にと刈り取りした。

刈り取るたびにスクスクと生命力を復活的に二週間もすれば新たに収穫できる姿に成長してくれる有りがたい友。

そう移植後、三年にもなるかなー。
株分けできなくて、大きく成長はできない環境だけれど御免ね・・

聞くところによると年五回程度の収穫で・・・と聞いているが
我が家では株数が多いこともあって気にせずバリバリ刈り取っていただいているのです。

今日は、信愛なる友人にもお裾分け出来、喜んで頂けたので、私も、当の本人もうれしい限りでした。

これから、真冬までお世話になりますが、宜しくお願いしまーす。

共生 友達

秋も深まり朝晩はめっきり冷え込む日が多くなる季節。

makotoも迂闊にも風を引いてしまい、鼻水・痰がひっきりなしにお出ましするような状況で少し参り気味。

でも、最近な何か悪いものでも溜め込んだかなー何て振り返ってみると、あったりして。

自分が本気でしたいと思ってないくせに何だか世間体や自身の見栄で頑張ってしまっていて、悪想念溜めまくり状況だったこと・・わかったりして。

デトックス。出しましょう。出しませう・・
溜まった悪想念、出す事努力。

自然農のフィールドに身を任せると、そんな現実の世界。実社会の現状など・・自然界とほんとにかけ離れた世界観等を露わに見せてくれたりするのです。

自然界は無限大に広がるスペース。人智と天智。スエーデンボルグの宗教観を思い返す一瞬の束の間。有りがたく頂かせていただきました。

今日という日はそんな一日でした。


今日お会いした方々に感謝の思いで眠りにつけそうです。

ありがとう

アンデス

我が家では、頂き物を食べずに畑に移植したりしてまして・・・

このアンデス・レッドも昨年頂いたものの作り替え。

そういえば、ジャガイモって南米アンデスの高地が原産地で無かったかな?

最近は、ホームセンターを覗くと毎年といってよい程新たに多種多様な品種が出回り、購買意欲をそそりますねー。
でも、懐も・時間労力も有限でね。そんなものに気を取られている場合ではないなと・・ハッと我に返ると、基本野菜の作付が先だと欲望を落ち着けることがやっと最近できてきたかなと感じるよ。  

ほんと、tvのコマーシャル。あれもこれも欲しいー。 どこに居てもそんな感じで、無限に続く仕組まれた悪循環をどこで断ち切るかなー。 短い人生。どんなに頑張ったってすべては手に入れる事・・できないのにね。

命が引き継がれてゆくこと。立ち会えている事。
安心感のようなものを感じますねー。

何が起こってもおかしくない昨今の情勢。
経済バランスが崩れれば一瞬にして物流が混乱、ストップともなるとたちまち想定されている南海・東南海地震による震災直後の状況。一時しのぎの備蓄食料・水等の確保は皆すでに意識の中に有り、現実に非常用物品の準備もほぼ万全。でしょうが・・・・一時的に救援を待つ状況ではなくなるのですね。日本全土が被害をこうむるのですから・・・・

ネガティブに考えてしまう私たち。
想定は出来るけれども起こってほしくないことは、話題に上った後に「その状況をポジティブな未来に修正」しましょう。頭に浮かんだとしても・・・その一瞬限りで忘れましょう。明るい未来が待っている。それは取り越し苦労だって事。

2012年10月29日月曜日

田んぼの様子・・お寺

お寺の田んぼ
イノシシ除け・スズメ除け対策完了数日後。

今日は、運命的な出会い?かずちゃんが田んぼの見学に来てくれました。

横浜から移住された彼女は自然農の田・畑に興味深々の様子で訪れる人も少なかったmuimuiでは私も多少説明等緊張気味でしたが自然農の理。伝わったかなー?

今後、お手伝い宜しくお願いしまーす

お疲れ様でした

2012年10月23日火曜日

ホワイト・セージ

ネイティブ・アメリカンのお浄め

煙により燻すスマッジングは良い香りで強い浄化作用がありマイナスエネルギーや精神的ストレスを癒してくれるそうです


三株通販にて購入。

早速二株、畑に移植しました。

増やしてゆきたいハーブの一つになりましたが春の訪れまではしばらく休眠状態で成長はしばらくお休みですね。

2012年10月14日日曜日

スズメ除け・・お寺の田

                                                                                

支柱に「クラゲ」をセット
 今年も稲穂の熟する季節。

イノシシ除けネットに続き、スズメ除けネットの出番です。


≪設置手順・・概略≫

① ネッツ誘導用ロープ用の支柱を六本打ち込む(四隅ほか) 
② ネッツ受け支柱をあらかじめセット<写真のように竹棒にクラゲを差し込む>
③ その支柱を適所に48本設置してゆく
④ 鳥よけネット《18m×18m》を二枚。対方向っから伸ばしてゆく。 支柱の上に被せてゆく感じで。
⑤ 弛みなく張りを調整。この作業をして置かないとスズメの自重でネット稲穂に垂れてしまうので。
⑥ 四辺の高さ部分を張り調整

⑦ 一旦外しておいたイノシシ・ネットを再設

大まかにこんな感じの作業でした。
年によっては一連の作業を一人でする事もあるのですが/// さすがに二馬力は早いし楽ちんです。
お蔭で四時間ほどで完了いたしました。
  二馬力日に感謝  ありがとうございました。

セット品を適間隔に設置

最後に全体にネットを被せてゆく


2012年10月13日土曜日

支柱用竹材切り出し

いつも竹材の切り出しでお世話になっている竹林
 
鳥害対策用に竹材切り出し

Common Sage


common sage
コモン・セイジ

少量ですがドライに

乾燥中です

2012年10月12日金曜日

命脈々と...

        
イノシシ・トラクター通過後。

一時の静寂の後、新たな芽吹きが始まりました。

ばら撒きしておいたダイコンの種がなんらストレスなくイコイコと・・・

コモン・セージ

 
コモン・セイジ 挿穂した。
着々と株数増やし作戦進行中じゃ

2012年10月9日火曜日

籾すり作業

一応お手伝いしとるんよ・・ぼく
 
久々の籾すり作業です。

《我が家では、必要分をその都度籾すりしています。それは鮮度を長期間保つ為。手間は掛かるがこれも先人の知恵ですよね》

興味深々・・ 隣の甥っ子の《ショウちゃん》がお手伝いに駆けつけて?くれました。

指導員の動作を見よう見真似でそれなりに活躍じゃー
そこそこ君・・的を射てたよ・・アッツパレじゃ。

思うに子供の成長は目を見張るものあるよ。うん
半年前の同じシチュエイションではもう????
お米。手掴みでね・・ 「鬼はー外・・」 てなもんで盛大にばら撒いてくれちゃっていたの。それが今では自分自身での動作に意味を確認しながら、また実験的にも大脳使ってるなーと感心させられた。

そのうち、労働力としてカウントしちゃうよ。なんて期待
                          

                                ありがとね。ショウちゃん
籾すり後玄米・・これ食べれるん・・・?

秋蒔きダイコン

すくすくスクスク健了
秋蒔きダイコン。
順調に生育中。
条蒔きし、若干厚蒔き気味ですが・・・

実は、今年晩夏に採取した三世?です。
種が多かったせいもあり厚蒔きに、でもこれから間引く、間引菜がまた格別の味覚で有りがたい収穫となるのです。

この大根クン。一時期マスコミ席巻の《ど根性だいこん》の話ありましたね^ そう、この方はどこでもそこそこ生育してくれる有りがたい存在で、晩夏パラパラと草の上からばら撒きしておくと夏草が枯れる頃発芽しほぼ放任状態でも結構ものになってくれます。<makoto経験則>

とわ言え、発芽適期厳守で適度に間引き出来ての話ですが・・一本我が道をゆく的に解放されてればベストですな


ともあれ時々間引きし、最終株間を10㎝以上開けるよう進めてゆきます。



間引き時期

2012年10月6日土曜日

第21回 「妙なる畑の会」全国大会  at 阿波町


母屋前
第二十一回 《妙なる畑の会》全国大会が
徳島県阿波市にて開催されました。
10月6日  沖津一陽氏 田・畑の見学 その後懇親会
   7日  大俣公民館にて 座談会
   8日  大俣公民館にて 座談会

以上の日程で行われ有意義な時間を過ごさせていただきました。

田・畑の見学会では、多くの参加者の方が所せましと各々興味の先にて見学され 聞くところによると圃場は一町程有るとか、広いスペースを奥様とお二人で作業されているとの事で皆感心されていた。

後半二日間の座談会では、沖津さんの思いの深さを交え 川口由一氏が自然農の理を切々と語られる。質疑応答を交えながらの熱気むんむんの会場でした。

参加者の方の発言で印象に残っているのが、各地で獣害がひどくなっているとの事。ある方は、圃場にテント泊をして対応されていたり、積極的に捕獲し食せば良いではないか・・・ と、また獣も自然の一部、共生の道を探るべきでは・・?等々

食料自給率の問題。肉食から菜食へ、旬の野菜を食べ食べ方から自給を考える。先ず、各々の足元から消費に惑わされず手仕事、手作りの中から自然に生まれるものを頂く事により自給率アップ。 アメリカ式農法にて肥料農薬により水質汚染深刻である。

沖津さんのお言葉。
農業も商売も多くの人に喜んでもらう為。健康な野菜を多くの人に食べてほしい、やりがい出る、今の農業にはプライド無い。日本の国土で十分に食べてゆける。其の為の努力。それで信がはいる、それが幸せ。 私が私を全うする中に豊かさがある。健康に安定的に育ててゆく事曖昧では駄目。 売ろうという気がないとダメであるが、お金に囚われて自信を見失うとお客が減る。尊い仕事だとアピール。ほしい人、波長が合う人がきっといるので心を折らないで 在り様がしっかりすれば状況改善する。 自らの生き方に疑いが入らない自身。野菜が呼んでいる声が聞こえる。自然の営みに沿う農業・・これしかない。


川口さんのお言葉。
自然に応じた生活を日々の生活の中で具現化する事、できないのは自分が至らないため、自然農で飢え死にする事はないそうでなければいけない。生活の中で人間としての成長を身につける。シンプルに消費社会に流されないよう・・・  命の営みは増やす営み空気中から要素を集め太陽エネルギーにより蓄積。 知恵と能力で無駄な時間を使う事なかれ。
昨今の放射能汚染について・・・ 自然界は絶妙である、最も除染に最善のさくは何もせず自然に任せる事、「時間の流れが最も最善の浄化である」  また原発に代わる代替エネルギーについては、同じように自然を破壊する、浅はかな人間の知恵は自然を超えられない。太陽・風等本来の流れを変えてしまう。 有限のエネルギー。 命の生き方を明らかにしていない発想で自然破壊につづる事では同じ。 このままでは、自然界も地球も持たない・・・人間の間違いから自然を壊してはいけない。

実践者の生き方。
各々それぞれの資質を持っている。自然農に囚われず、命の理を基本に各分野で適職にて伝えてゆけばよい。

今後。
私と自然農。農業と自然農。言葉で伝える難しさあれど自らの天明・役割は未来を予測出来る知恵を言葉で表現してゆくこと。
来年の全国大会は「赤目」 いかなる問題にも対応できるとの思いで・・言葉で伝えたい。
東京・大阪公演に続き赤目と三回予定との事。「人類の明日をサトル」と題し開催の思いあり。

「はっきりと未来に向かって言葉で示す」

来年は自然農の完成形。遅れず歩んでゆきたいものだ。


ある意味田舎の阿波町にこれだけ大勢の方々にお越しいただきびっくりした。
全国大会いうより定例の学びの会のような原点に返った全国大会であったと感じた。
これが本来の学びの場にあるべき姿であろう。
最も、不親切な大会との声が上がったが、告知だけで、皆、宿泊の手配から食事の段取り等まさに手弁当的な三日間。でも、今回はそれだけ、ぜひ参加したいとの思いの強さが参加に結びついていたように感じた。

みなさん遠いところお疲れさまでした。


沖津氏
播種の実演
母屋前の畑
少し離れた場所の二反の田んぼ

2012年10月4日木曜日

獣害対策 ・・池の下

作 業 前
今日は、池の下の獣害対策にかかる。

                               先ず、山川の夏季全くの手つかず状態だった生い茂ったブッシュを刈り払い機にて除草。

その後、切り出した竹の支柱を略5m間隔に打ち込む。

前回、お寺の田んぼにも設置した漁網を張ってゆく。

終了。

これで何とかひと段落。以後様子観察ですなー。

《本日感じた事》
イノシシって非常に憶病な動物で、身を隠せる藪から藪へ移動する事。従っていくら自然農だとて不必要に放置生やし放題にしておくと、彼らの格好の居場所となり簡単に侵入してくる。
従って対策としては、なるべく畑周囲に緩衝地帯を広くとる事。山から下りてきた彼らが畑までの区間。身を隠せるスペースを極力狭くする。畑の周囲はスッキリ除草。その方が周辺対策、ご近所様にも気持ちよく見ていただけることと合わせgoodですよね。

中々色々諸々と作業はあるものです。


作 業 後

ファンキー二号

ファンキー 二号

何となく、ユーモラス。それでいて伸ばせば立派なきゅうり。季節は、日が落ちると気温がグーっと下がる日増しに秋気配。 そんなこんなで身を丸め寒さに耐えているのかな?
 このスタイル、何となく売れそうな予感ですが、その前になんでこのようになるのかを、どちらさまかからお聞きせねばね。  ご存じの方おられましたらご連絡をお願いできたらと////

2012年10月2日火曜日

イノシシ 被害 ・・池の下

9月蒔きホウレンソウ・白菜 全滅ーつ
暫く畑に足を運べず訪れてみて、唖然です。
去年は、十月に入り、始めてイノシシの侵入を確認していてそこそこ対応はできていたのですが。今年は九月中旬から先ず「お寺の田んぼ」に出現。その後ここにも移動してきていた。
二年目にして先方も勝手知ったるで縦横無尽。荒らし放題。

正直、気持ちが萎えてしまって今までの労苦が頭の中を走馬灯のように駆け巡る。きっと人は臨終の時自らの人生を一瞬にして振り返る・・ってこんな感じかなー、などと思ったりもして。
でも何となく感じる。これはお仕組み、必然。 時代は変革の時期。我が屋の「自然農」に対する取り組み方も見直さなくちゃいけない時期かなー。五年目にして非常に大きな示唆を与えてくれた事件?です。

イノシシの習性・趣向

《作付場所》 自然農では基本的に不耕起草生ですが、播種・移植時は草を剥がし一時的に土が裸になる。ここをクンクンと大きな鼻でサーチし、好物のミミズを捕食する。お好みの場所では狂ったように「さながらトラクター」的に耕起。自然農ではありえない状態にしてくれる。つまり作付の場所を重点的に掘られるので蒔いても蒔いても野菜は育たないという事。これに関しては対策は見つかりませんが。

《味覚の好》 基本地中を捕食。または、地上部では稲の穂が熟する前の(乳熟期)穂の先端をシゴキ摂り、口の中で籾殻を選別。その場に吐き出す。「吐き出された籾殻はその場に散乱」 地中の動物性たんぱくが大好物。ミミズ・昆虫の幼虫等。落ち葉を積み上げたカブトムシのお家はご馳走の館と化し、ほぼ全滅。
次に稙物性。どうも人間が食べてもおいしいと感じる糖度の高い根菜類。サツマイモ重点的。「昨年も全滅。太ったっ芋ばかり捕食」「今年初の安納薯」が全滅。ジャガイモは苦いのか殆ど手つかず。ヤーコン等。コンニャク芋は強烈なアクのせいか手つかずでニンニク・ワケギ等も同。

じっくり観察すると色んなことがわかってきますね。獣も自然の一部。如何に共生してゆくかは、今後大きな課題だすね。 
何はともあれ対策を考えねば。放置しているとやがてここも彼らのテリトリーとなるでしょうからね。
それでも、いろんな思いが出尽くしたところで感じた。
安納芋 どこやー?
無知な私にこの世界を教えてくれた彼らに感謝。決して彼らは敵ではなく隣人。

「汝、隣人を愛せ」

この思い大切ですね。