2012年6月26日火曜日

にんじん

地目田のニンジン
春蒔きニンジン。今年は早々に蒔くことが出来安心していた。そのうち、ニンジンさんのことなど忘れ他の住人のお世話に奔走していたが、何かのお導きか? 青々と立派に成長しているニンジンさんにお目に掛かり喜びの感動。何せ、春から夏の種まきは、土が乾燥し易く、ニンジンの発芽は非常に難しく、今までまともに成長したためしが無かったのです。
それが、今年は比較的気温も低く、雨量もそこそこでしたのでまずまず生育してくれたのですね。
しかし、ここからが正念場。適宜、間引きをしてやらないと、根茎の部分がまったくと言ってよい程太らず、食卓に上らないまま種取用の株ばかりになってしまう・・毎年、このような状況で自家ニンジンをいただかせてもらえ無いままでしたが、今年こそはニンジン食べさせて頂きたい・・・・・だからしっかり間引きします。と。宣言しつつこの日は、他の優先順位上位の作業もあり時間の関係で後日リザーブとさせて頂きました。
地目田のにんじん

地目畑のにんじん


(地目田)は田んぼベースなので、土の湿り気十分。他方、(地目畑)は、山地、水捌け良好で、お借りして半年でまだ草草が十分に生育していない事もあり、春先から乾燥気味。ですが、六月に入り集中的に≪最近の雨は、今年の雨も集中的に記録的豪雨となりまして・・・≫雨が降ったおかげで何とか、生育してくれています。
思うに、植物にとっていかに雨が必要で有るかを痛感します。好天が続くあいだ、我慢していた成長が梅雨の雨量で、一気に、加速度的に生育するのを見るにつけ、植物は只々水を与えれば生育する、というものでは無く、雨というものは、やはり大地から蒸発し、大気の中を旅する事で何かしらの宇宙のバワーを吸収しているからこそ大地に帰り大きな恵みを大地に帰すのではないだろうか・・・?と感じずにはいられない。
嗚呼、なんと、絶妙なバランス。この絶妙な関係が崩れると、昨今、騒がれ始めた異常気象の脅威を感じずにはいられない。それは、作物の生育に大いに関係してくるからだ。
本来営々と繰り返されてきた、四季折々の環境の循環。そこからつくりだされてきた自然からの恵み。
田・畑に抱かれ里山に守られ感じる。
しっかりと感じて行こう・・
地球がどこに向かおうとしているのか・・
日常の些細な時間で有っても、そこになびく感性でありたい・・

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